iTunes Matchって結局どういう人に向いているのか
iTunes Matchというサービスがはじまりました。
サービス内容に関する説明は省きますが、どういう人に向いているのか考えたのでメモっておきます。
「iTunes Match」が日本でもスタート、年間3,980円
http://www.phileweb.com/news/d-av/201405/02/34888.html
メリット
ストレージ容量を節約できる
いちいちiPhoneとかにインポートしなくてもライブラリにある曲は(ほぼ)全曲聴けます。
16GBモデルとかを使ってる人とか大量に曲をいれている人の場合は音楽がストレージを圧迫しないのでいいですね。
また、あたらしくパソコンを買ってもWi-fiつなげばそのまま家のパソコンに入っている曲は全部聴けることになります。
iTunes Matchでダウンロードできる曲のビットレートはAAC256kbpsなのでそれ以下でとりこんだ曲が手間をかけることなく置き換わる
昔のiTunesのインポートの初期設定が128kbpsのAACでした。僕もビットレートとか知らない頃インポートした曲は128kbpsになっていて音質が悪いのが気になるのでその後しこしこロスレスでインポートしなおしていました。これはかなり面倒だったのでそういう人は自動で大半を置き換えてくれるiTunes Matchはかなりありだと思います。
あと人によってはYoutubeとかSoundcloudから抜き出した曲とかも高音質正規版に変わる可能性があります。
参考
iTunes Matchで不正な音楽ファイルのロンダリングを試した
http://hirausan.hateblo.jp/entry/2014/05/02/130033
デメリット
結局ロスレスで取り込んだ方が音がいい
ストレージ容量が安くなってるのと、iPod/iPhoneに転送するときにエンコード転送ができるので僕はCDはすべてロスレスで取り込んでます。
インポート時間も短いし、(聞き分けられないとしても)最大音質で取り込んでいるということで気分もいいです。
25000曲まで
自分のライブラリにある曲-iTunes Storeで販売されている曲が25000以上の場合は結局ライブラリの一部しかiTunes Matchにあげることができないです。これは微妙な気もします。
どのみち一部しか持ち運べないなら持ち運びたい曲だけiPod/iPhoneにいれておけばいいじゃないか、みたいな。
音源を大量に持っている人は意味がない一方で、そこまで熱心にCD聴かない人も微妙だと思います。ライブラリ全部いれても数GBみたいな人はなんとなく損な気がします。
じゃあどういう人におすすめか
iOSデバイス / Macを複数台持ってる
iPhoneやiPad、Macbook Airの容量を節約したい
iTunesに入ってる音源が結構多い
128kbpsで取り込んだ曲が多い
128kbps時代のiTunesStoreで買った曲が多い(なおかつplusにアップグレードしていない)
Youtubeとかから拾った曲が多い
出先でパソコンをいじる機会が多く、また音楽を聴きたい人
Appleが好きな人
という感じでしょうか。
なんとなくiTunes MatchがきたということはGoogle play musicやSpotifyもきそうなのでとりあえず静観しておくのもありかなと思いました。
ストリーミングで再生したときのiPhoneの電池の減り具合とかも気になりますね。